生前整理とは何を指す?具体的な内容や流れについて

生前整理とは?流れや注意点について

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生前整理とは、生前に財産や荷物などの身辺を整理すること。
残された家族に迷惑をかけないよう元気なうちに行う整理です。

従来では高齢者が行う老前整理という意味合いが強くありましたが、現在は20代、30代の若者が行うケースも増えてきています。

遺言書の効力が15歳以上であることや、親類の死に直面した若い世代が自分の死後を考える機会が増えたことで、今では幅広い世代が生前整理を考えているとされています。

では生前整理とは具体的に何を行えば良いのでしょうか?
このページでは生前整理の内容、流れ、注意点について解説していきます。

具体的な内容とは

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生前整理をする上で行うことは、大きく分けて2つです。

①遺言書を残し、死後の希望を家族やパートナー、親しい人に伝えること

②荷物や財産を整理し、家族に遺産を残したり迷惑をかけないこと

財産を整理した上で、遺言書に記載しておけば、どこに資産があるのかを家族向けに書いておくことが可能です。
近年ではインターネット上の口座や証券にて資産を保有することが可能になり、よりどこに財産があるのかが分かりにくい時代になっています。

残された家族が遺産に気づかず放棄してしまうリスクや、遺産相続などで家族が揉めるリスクを防ぐためにも、できれば遺言書は生前に作成しておきましょう。

また事故や入院など不慮の事態や、病気などによって判断能力が低下した場合にも安心です。

生前整理の流れ

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生前整理のゴールは、遺言書の作成になることでしょう。

そのためには、自分の資産の把握、荷物の整理が必要になります。

身辺を整理するためには、まずは仕分けから始めましょう。

・形見として残しておきたいもの
・貴重品として保管したいもの(印鑑や通帳など)
・リサイクル店などで買い取って欲しいもの
・寄付したいもの
・処分したいもの
・その他

仕分けは上記の項目ごとに進めて行くと整理しやすいです。

荷物の整理や資産の整理が完了すると、遺言書の作成に移れますが、遺言書に法的な効力を持たせるためには、書式や種類の決まりがあり民法の確認が必須です。

確実に法的な効力を持たせたい場合には、弁護士に依頼するか、公証役場で相談をしてください。

またはっきりとした資産がある方には、財産目録の作成をおすすめします。
遺産相続の際には、財産目録の作成が必須になるのですが、残された家族がこれを行うと中々労力と時間がかかります。

また財産目録が作成できると、相続税の計算や対策ができるというメリットもあります。

もしもこれらを踏まえても、遺言書の作成ができないという方にはエンディングノートの作成をおすすめします。

遺言書とは違い、法的な効力を持たないものですが、自分の希望を家族、パートナー、親しい人に伝えることが可能です。

それが尊重されるかは残された人々の判断次第にはなりますが、万が一の事態に自分の希望を伝える手段として一度エンディングノートを作っておくと良いと思います。

お悩みがある場合はご気軽に相談ください

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このページでは「生前整理とは何か」について解説しました。

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