2020/03/27
遺品整理での供養について徹底解説
遺品整理を行うと、故人の大切にしていた品々が多く出てくることでしょう。
そのような遺品を、しっかりと供養する必要があるのか知りたい方も多いと思います。
厳密にいえば、遺品整理で出てきた遺品を全て供養する必要はありません。
ただ、故人が愛用していたものを供養してあげることで、きっと故人も喜んでくれることでしょう。
そこで知っておくべきなのが、遺品整理での供養方法や供養するべき品々です。
当ページでは、遺品整理の供養に関する情報を掲載しています。
それでは、遺品整理で供養するべき品はどんなものがあるのか紹介していきます。
供養するべき品について
遺品整理では、供養すべきなのかわかならい遺品が出てくることもあります。
そのような遺品をただ処分してしまうのは、故人の事を思うと忍びないはずです。
それでは、遺品整理時にどのような遺品を供養すればいいのでしょうか?
下記の表に、遺品整理時に供養したほうがいい代表的な品の例をまとめてみました。
供養するべき遺品例 |
---|
眼鏡や時計などの装飾品 |
布団などの寝具 |
ぬいぐるみ(人形) |
衣類 |
写真 |
故人が作成した品(絵画など) |
おもちゃ |
コレクション品 |
遺品整理時にこれらの遺品が出てきた場合は、供養するようにしましょう。
また、上記表で紹介したもの以外でも、故人が愛用していた遺品は供養するようにしてください。
それにより、ご自身の気持ちが晴れるだけでなく、きっと故人も喜んでくれることでしょう。
お焚き上げが主流な方法
遺品整理時に供養すべき遺品がわかったところで、どのように行えばいいのか気になる方も居ると思います。
ここからはそんな方に向けて、遺品を供養する方法について紹介します。
遺品整理で遺品を供養する方法は、主に「お焚き上げ」と呼ばれるものです。
お焚き上げとは、「大切な遺品を浄火で天にお送りする」こと。
要するに、大切な遺品を燃やして供養するということです。
もちろんただ燃やすのではなく、僧侶の方が正式な儀式を行いながら燃やします。
このように、遺品整理時に出てきた故人の愛用品を供養するという訳です。
ちなみに、お焚き上げという方法は、仏教・神道の儀式になります。
そのため、亡くなった故人がその他の宗教を信仰していた方であれば、お焚き上げ以外の方法で供養したいと思うことでしょう。
そのような場合は教会やモスクに依頼することで、別の方法により遺品を供養することが可能です。
なので、お焚き上げ以外の方法で遺品整理時に出てきた品を供養したい方は、一度教会やモスクなどに相談してみると良いでしょう。
お焚き上げには二種類ある
遺品を供養する方法として知られるお焚き上げですが、これには2種類あります。
それが以下の通りです。
- 現場供養
- 合同供養
まず現場供養とは、故人が住んでいた部屋に僧侶が出向き供養する方法です。
これは、遺品整理時に出た遺品を供養する方法としては少し割高になってしまいます。
ですが、より丁寧に遺品を供養してもらいたい方もいるのではないでしょうか?
そんな方であれば、現場供養の方法を選択すると良いでしょう。
もう一方の合同供養とは、他の方が預けた遺品とともにお寺などで供養してもらう方法です。
この方法は、現場供養と比べて費用を安く抑えられる傾向にあります。
ただ、供養の質が落ちるという訳ではないので安心してください。
このように、お焚き上げには2種類の方法があるので、ご遺族の意向に沿った方法を選んでいただければ幸いです。
費用相場はどれくらい?
先ほど、遺品整理時に出た品は、「現場」・「合同」の方法で供養できるとお伝えしました。
それでは、これらの方法で遺品を供養する場合の費用はどれほどなのでしょうか?
その費用相場を、下記の表にまとめていますので是非ご覧ください。
供養方法 | 費用相場 |
---|---|
合同供養 | 5,000円~10,000円 |
現場供養 | 20,000円~70,000円 |
表の通り、合同供養のほうが掛かる費用が安めなのが分かると思います。
ただ、先ほどもお伝えした通り、費用が安いからといってクオリティが下がるわけではありません。
また、これらの費用は基本料金であることを覚えておいてください。
そのため、依頼する遺品の量が多いと上記表の費用相場よりも高くなる可能性はあります。
自分で出来るのか解説
ここまでで、遺品整理で供養するべき品や、方法について紹介しました。
それにより、遺品整理を行いたい方の中には、供養も自分で行うことが出来るのか気になる方も居ると思います。
結論からいうと、自分で遺品の供養を行うことは可能です。
しかし、遺品整理時に供養するべき品を仕分けたり、それらをお焚き上げしてくれるお寺や神社を探したりする手間や時間を割く必要があります。
そのため、時間に余裕がない方であれば、遺品整理を行うとともに遺品を自分で供養することは難しくなるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、供養作業も含む遺品整理を業者に依頼するという方法です。
遺品整理業者では、基本的に遺品の供養を「合同供養」で行ってくれます。
また、遺品整理業者の中には、合同供養のために別途料金を請求することがない業者もあります。
そのような遺品整理業者を選べば、遺品の供養を行う際にかかる費用を節約できるはずです。
さらに、業者に依頼することで、供養を含む遺品整理に関する全ての作業を任せることが出来ます。
なので、遺品整理業者に依頼したほうがお得且つ効率的なのです。
遺品整理に関してお気軽にお問い合わせください
このページでは、遺品整理時にどのように遺品の供養を行えばいいのかについて解説していきました。
また、遺品の供養は自分で行うのではなく、遺品整理業者に依頼したほうが良い理由も分かっていただけたと思います。 ここまお読みいただき、何か不明点や疑問点などありましたらぜひお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
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